Simple Song
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2002年10月08日(火) 君の絶叫を聞いて。

たとえば

「私は、今、死ぬわけにはいかない」

と、思っている。

人は死んだら帰る場所は同じ場所と信じていても。

死んだら何も考えなくても済むし、
体も痛むこともない、
と、逃げたら楽ちんだとか、
考えたりするような状況としてもだ。

「神様」が、もしいたとしても。

私は今、この状況をその人のせいにしたりしない。
それは、自分が不利な状況にいるからだろうと思う。
これが、自分ではなく
たとえば、
友人、両親、同僚、近親者、恋人
それらの愛すべき人達だと訳が違うんだ。

きっと、悪し様に罵ったあとで

きっと、ごめんなさい、
神様、どうか許してください。
彼らを救って救って下さい。

後悔したり、祈ったり、
絶望したり、悲しんだり、
いろいろ忙しく思考した後で

真っ白になるんだよ。

その人を、どうしたら大切に出来るかなんて、
そっちのけだった自分に気付いて。

結局、その人を失うかもしれない
恐怖と悲しみでいっぱいで
つまりは自分のことだけ考えている
この状況に気付くんだ。

運命という名の神を呪ったところで
なにもなりゃしないから
君は、彼女のために出来ることをするといいよ。
そりゃ、辛い気持ちは…わかんないでもないな。


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