お世辞はいらん。抱擁する腕が欲しい。弱ると、それを欲する。欲してダメになったから、私はその手をだらんと下げて一人ごちる。友も親も近親者も支えてくれているのは重々承知の上で誰も、支えてなどくれないのだ。そういい捨ててしまおう。私が一番支えて欲しいその「人種」は、存在しない。