2001年09月02日(日) |
ファッションとトイレ |
ジャンプスーツが流行りだそうな。 自分のことを名前で呼ぶファッションリーダーちゃんが火付け役とか。
あれはトイレが大変だろーな、とすぐそんなこと思ってしまうのは もう流行りの流れからはずれきっている証拠。
トイレ話で恐縮だが、パンツで個室に入ると裾が床につかぬよう配慮する。 ジャンプスーツの場合、脱いだ上半身も下につかない気配りがいるので 上から下から心配だ。 特に今年モノは袖なしだったりするので袖を持ったり巻きつけたりできぬ。 もしバッグをかけるフックとかがなく セカンドバッグと紙袋3つとか持ち しかもすごい尿意に襲われていたら・・・・
考えただけでストレスな服ですこと。
ロングスカートにエプロンというイデタチで働いていた頃、 手洗いをすませて近所に花を買いに行った。 観光客の多い場所だったので ちょっとした外出にも気をつかう。 出掛ける前にはちゃんと鏡でチェックするエチケットガール。
花屋さんで品選びをして、店の奥さんにラッピングを頼んでいたら そこのご主人が配達から帰ってきた。 軽く会釈して店を出た私を、ご主人は振りかえりながら奥さんに 何か耳打ちのようなしぐさをしていたのを覚えている。
秋風に髪をなびかせ らったった らったったと自店に戻る私に 「おきゃくさぁぁーん」と追う声。花屋の奥さん。 ??? しっかり追いついてから 奥さんは私の腰のあたりを掴み、何かをひっぱり出した。
エプロンのせいで、鏡チェックの時にはわからなかった。 スカートが、スカートが、 ガードルの中に挟み込まれ、ケツだしながら 店名入りエプロンつけて 観光地をかっぽしていたおまぬけな女。 それは わたし。
花屋のご主人は、帰った途端にすごい後姿見せられて しかも堂々と会釈なんかされた日にゃぁ これは今の流行りか と思われても無理はない。 ことはなく、いくらなんでも自分からは進言できなかったんだろう。
だから出先のトイレはきらいよ。
ジャンプスーツなんか着た日にゃぁ どんな珍事が起こるやもしれぬ。
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