目口覚書
■目口覚書■
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2001年10月14日(日) 高崎線古今東西

長瀞に川下りを目的に行ってきた。
「ながとろ」と読む。
初春は梅 晩秋は紅葉が有名なすてきなところだ。
天気はいいし、川に行ったのに登山もしたし、弁当は旨いし、
もちろん目的の川下り(関西の方は 京都の保津川下りを想像のこと)も
大変面白く大満足の1日だった。

写真なんぞはあらためてHP内にでもUPしたいと思うが
その帰り一緒に行った仲間たちと 電車に乗りこんだ。

弁当を作ったり、早起きしたり、そして遊びまわったせいで
まぶたが重くこのまま居眠りしてしまいそうだったのに
私たちのMな血が騒ぎ あえて眠れないようにゲームをしかける。

おきまりの古今東西は、『スナック菓子』

とめどなく頭に浮かぶスナック菓子の名をかたっぱしからあげる。
自分の順番はすぐにまわってくるから常にストックしておきたいし
次に言おうと思っていたお菓子の名前を先に誰かに言われると
悶絶寸前に苦しがる。
本人たちは必死に考え すごい早さでゲームをしているつもりなのだが
考えるふりして途中で居眠りしてしまう者、名前は出てこなくて
「あう あう」と身振り手振りで菓子の形状を説明する者、意識朦朧として
記憶力が薄れ 前にとっくにでた菓子名を何度も口にだしその都度
自分のおばはん度にぞっとしながら また「それ さっき言ったよー」と
注意をうける者。

いい年をした大人が両目を真っ赤に充血させ、髪をかきむしり 眉間にシワを寄せ
「おさつチップ どきっ!」「よっちゃんイカ!」「コアラのマーチ!」
「う〜ん あ 源氏パイっ!」と叫ぶ姿は高崎線の車内の携帯電話と
いい勝負する迷惑行為だったかもしてない。

しかし、菓子というのは奥が深い。
自分の幼少期の思い出と しっかりリンクしており その時代利用していたのが
駄菓子屋か、スーパーか、コンビニか、で出てくる種類が全然違う。
はたまた親のくれていたお小遣いの金額や 親の菓子感や友人関係、
近所の菓子店の品揃えの多さ、個人の味の嗜好、 様々なことに影響を受ける。

まるでその人の子供時代を垣間見るようで めちゃくちゃおもしろい。
いや面白かったのは 疲れ過ぎて眠くて もう何がでてもへらへらと笑っていた
からかもしれないが。

ところでコーヒー豆の形状をしたチョコ「コーヒービート」はもう製造停止に
なったのだろうか。
そして 銀色の目がね風のパッケージにマーブルチョコのようなカラフルな
チョコが目のぐるりに埋まっている ソレ あれもまだあるんでしょうか。
商品名はなんだったか 誰も知らないが。

って、こんなゲーム興味のない人には全然面白くもないし
やるメンツの問題も多いに重要なゲームなのだが
もし「なーんにもやることない時間つぶし」が必要なとき 是非お試しされる事を
お勧めする。

ところで そのあとコンビニに入り
「うんがあぁー スニッカーズがでてなかったぁ」と悔しがった。
この現象は当分続く。長年の経験でよくわかる。
この悔しさもまた遊興後のおもしろさのひとつなのだ。

だからぁ いっぺんやってみてって。


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