昨日夕方 出かけるまでに台所の荷造りはほぼ終了。 でもたかが一人暮らしのしかもだいどころだけで ダンボールが10個くらいってどうよ。
一度も使わなかった チョッパーやチーズ削りは捨てました。
夕方 思ったよりも早めに最寄駅に着きそうと携帯メールが しかもふたつ手前の駅から入る。 片恋の相手 略して「か」のひと。
「私は本当は藤原紀香だから、めぐっちに化けるのに 時間がかかるんだよっ!もっと早く言え!」と返信したら
かのひと 「あ〜 やっぱそうなんだぁ。紀香じゃないかと前から 思ってたんだよ。でも、気を使わなくていいから紀香のままで 来ていいんだよ」
こういう言葉遊びをはじめたら とまらない私たち。 濡れた髪すっぴん状態で 最寄駅までてくてく。
地下鉄出口A6を地上にあがったところにかのひとはいた。顔が崩れる。 いや その崩れるじゃなくて。
彼が目の前のおだんごやさんを指さし「芸能人だよ。ほら。ほら」 指の向こうに、中島なんとかが笑いながら 和菓子を注文している。
ほれ、渡る世間の「幸楽」でラーメン運んでる人。 不揃いの林檎たちで柳沢慎吾の相手だったっけ。
んな 菓子くってるから 痩せないんだよ。
とか言いながら 目指すは「魚三」 散策途中の街の様子や数々の店を見ては 「森下って いいね〜 いいね〜 わぁ いいね〜」 といいねオバケになっている。
魚三でも これまた 感動している 「何これ あれなに それなに うっわぁ安いぃ 」ちょっと黙れ。 この店は コの字カウンターなのだが、かのひとったら突然立ち上がり 前の席の人に 「それ、なんですか!?」と聞いている。 ちょっと座れ。
この破天荒なところも大好きだ。
銀だらのかま焼きと教えてもらい、それを注文。 この日は、マグロ中落ち(てんこもり)、エビフライ(あげたてあつあつ)、 やっこ(豆腐一丁切ってすらない)、そして銀だら。 生ビールとお酒2杯づつ。 これで一人2000円しないんだからどうしましょう。
それから オカマバーコース。かねてから かのひとのりクエストで。 初めて 誰も客がいない時間だった。 ママとみっちゃんと しっぽり話した。 すんごく普通の会話の中に、濃厚な話もとりまぜつつ。
みっちゃん(どうみてもいかつい男)が客と一緒にトイレに入ったまま 出てこないという話。 彼女は、「酔ってるお客さんの背中をさすってたのよ〜」とかいってたが ママは、「コレやってんのよ」と 口の前でマイクを持つようにしてしこしこ。
私はがっはっはと笑っていた。 さて、この店ではウヰスキー水割りを飲んでいたのだ。ご陽気めぐっちさん。 心の中では 隣と50センチくらい離れているのが気になっていた。
かのひとは 歌が上手い。 4月に ちょっとしたパーティがあって、企画者のかのひとが 生ギターで「さくら」を歌った(その時は まったく恋心なんてなかった) あまりにすてきで 私は不覚にも泣いてしまったのだ。
オカマバーで 彼の歌を聞いていたが 誰の何て曲かわかんない。 ただ うまいなぁと ぼんやりきいていた。 ママが隣で「うまいじゃない」と薄笑い浮かべてあごでかのひとをさす。 あんたのタイプなの? 聞かれて今度は私が薄笑い。
ええっと、これなんて曲だっけな 無駄な抵抗はやめよ。ほら あたし生ビールと酒とウヰスキーだから・・・・。
あんなにガラガラだったのに、あっというまにお客様。 10名団体やら なんやらで大盛況。ママも走り回っている。
すみっこに座っている私たち。あの 50センチの砦。 かのひとは 私に近い方の腕をソファーの背もたれに乗せている。 気がつくと、砦がなくなっていた。
ふわぁっと、その腕にもたれ かのひとの肩に頭を乗せていた。
眠そうな子供が ふっと我に返って起きるもまたうとうと〜とするのあるでしょ。
自分が相手の肩にもたれていることに気づいて がばっ!離れるの(笑)。 でもまた しな〜っともたれてる。 で しばらくして また がばっ!
もう 私ったら。
かのひとは あの時、何を考えていたんだろう。
彼は 自分自身の思いを どう料理したいんだろう。
前に占ったもらった人が あらたに占ってくれた。 すごくいい文章だと 私が感じるところがあるので 長いですが 読んでみてください ******************** (一部抜粋) 誰かを本当に愛そうとするときは、 相手に望まれることで得る自信ではなく、 自分が自分であるだけでまず完成品、 相手を愛し、もっと良く知ることでプラス加算だけされていく自分 であるようになるのが、本来は、ホントなんですよね。。 むずかしいです。 多くの女性が、 自分のなかにあるふかいマイナスを、 男性の愛情でうめてプラスに持ち込もうとあがいています。 でも、ほんとは、 男性の愛情がない状態で「ゼロ」でなくてはならないんですね。 マイナスじゃないんです。
カード引いてみました。
彼は、なにか自制してるところがあるようです。 めぐっちさんに、男性としての恋心を抱いているのですが、 反面、過去の経験からか、とても慎重になっているようです。 自分のなかでもぐらぐら揺れています。 でも、基本的には、つながりを断ち切る気とかは、ないようです。 めぐっちさんは、彼に対して、あたたかな情愛を抱いている様子です。 運命的なモノも感じていると思います。 少々打算的な価値を見出している側面もあるようです。 でも、全体としては、 まだ決心が付かない というところがあるようです。 未来の展望は、 彼の冷静さと、葛藤がみえますが、 「力」のカードが出ています。 ねばりづよくやっていけば、ちゃんと「勝ち取れる」カードです。 このカードは大変強いです。 。。。。。。。。。。。 (略) 上記のように、多少波乱はあります。 でも、それは、ちゃんと彼が、そしてめぐっちさんも乗り越えないと、 その先もおたがい、過去の繰り返しみたいになってしまいます。 「過去を見直して、そこから学んで、新しい『次』へゆけるようになる」 というプロセスがありそうです。 そういういみでは、 大きなチャンスの前にいるのだとおもいます。 何もないところでそんなこと、できないからです。 お互いの存在がないと、 過去に立ち向かう気になんかなれないとおもいます。
告白のタイミングを伺う以外に、 もう少し何か、やるべき事があるようだな、とおもってるんです。 単に今のままで、ただタイミングの問題だけ、ということではなく、 準備すべき事があって、それが満ちたとき、 自然に無理なく引き金が引かれる ってことだとおもいます。
スキか嫌いか、ということ以外に、 彼がどういう人間で、自分はそのことにどう関わっていて、 自分はどういう人間で、彼をどんなふうに見ているか、というのが、 今回新しく出てきた、問題で、 もうすこし解ってくることになるのではないかと思います。
こわいのは、 タイミングを外すかどうかではなく、 自分が何をやっているか、 過去と同じ事を繰り返していないか ということだとおもいます。 相手の気持ちや、相手の生き方に興味を持ち、 そして、 自分の望みや気持ちにもちゃんと目を向けることを怠ると、 タイミングは逃げます。 相手が自分を好きだと表明するかどうか、 お互いの気持ちを言葉で確認できるかどうか に問題を収斂させてしまうと、肝心の事を見逃してしまいます。
めぐっちさんが自然に心から、建設的な態度で 「貴方が大好きよ、貴方の恋人になりたいの」 って言えて、そして、 万が一、相手に「ごめんね、恋人はムリかも」って言われても、 3日泣いたら立ち直れる! っていう、ちゃんとしたあたりまえの自信がもてないうちは、 めぐっちさんの中に、 なにか未解決の問題が置き去りにされているんだと思います。 本来は、めぐっちさんは、そういうことができる才能を持っているからです。 どうして今のめぐっちさんは、 「気持ちを閉じこめて」 しまうのでしょう。何が怖いのでしょう。 これは、一つの問題なんです。 その問題が解決したとき、 タイミングやチャンスは自然に訪れると思います。
************************ 以上です。
ふぅ。 これを読んだとき、落ちていたテンションが 体中に血液が ぼぼぼおおわああああっと流れだすようにあがった。
私は 昨日 かのひとと魚をつつきながら いろいろな話をして、その中からある大発見をしたの。
それを今朝、布団のないベッドの上で 横たわって考えてた。
だって
だって
引越し準備最終日だっちゅーのに
とっても立派な二日酔い。
記憶もとびとび。
だけど
彼がタクシーに乗る前に 彼から「めぐっち」と呼んでくれて 彼から ハグしてくれたこと
それは 覚えてる。
へへへ。
明日は 御茶ノ水で勉強会。
かのひとも来る。でも それより勉強。集中するぞ!
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