I think so...
Even if there is tomorrow, and there is nothing, nothing changes now.
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2003年01月07日(火) 多分そこにはなにもないけど、きっとすべては手のひらにあるから。

具体的になにが出来るか、と聞かれると返答に詰まる。
ただ、あたしはあたし以外にはないものを持ってる、だってそれがあたしだ。

と、彼女は言った。


琥珀色の髪が絡みつくように伸びていて。
まるでメイデンの絵を模写しているような錯覚に陥る。




短い睫毛にびっちりと黒いマスカラをのせながら、
カウンターの上に身を乗り出して鏡を見つめていた。











彼女の目はガラスだから、映すだけ映してあとは・・・知らないふり。


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