日常妄想
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2001年09月07日(金) 『それは黄昏か黎明か。』のこと。

+どちらも、影がないまぜになる刻。しかし、それぞれに、はらむものが違う。わたしのいまのこの状況は、黄昏なのか。黎明なのか…

+日付が経つのが早い。向うの日記とのかけもち、というのもあるが、あいだが空いてしまう。仕事をしていないのだから、書く時間はありそうなものだが、そうでもない。書けるようなことも、あまり無いのだから。

+考えようとする自分と、焦点の合わない自分が居る。どうしようもなくなれば、なんとかするだろう。そう思いながら、不安と怠惰にとりつかれて胃の腑の重いわたしは、まるで何ごとも無いように、日々を見送る。

+『自由』にもたれながら、そのなかにある制約に追われている。なにをするにしても、生きていく上では、決して無駄にはならない…自分の掲げている言葉。信じている、信じたい言葉。けれども、現実といえば、そう考えれば考えるほど、自分に課せられているものや、自分の状況が浮き彫りになってきて、お気楽では居られなくなってくる。そして、焦れば焦るほど、わたしは脱力して、萎えてしまう。近年の、泥沼のような癖。

+好きだからパソコンをいじる。時間潰しにサイト作りをしたり、ネットに興じているというわけではない。が、できることをできるうちにしようと張り切る気持ちと、好きなことに打ち込むことで、ほかにするべきことのある現実から逃避しているのだろうという、疑う余地の無い心の言葉が、枷になっている。
だが、それは簡単に外すことのできる枷だ。自分で鍵を持ちながら、解こうとしていないだけ。入っている意味も、義務もない牢屋に居座っているのとおなじこと。なぜ出ていかない? 居心地がいいわけでもあるまい。

+事態を改善するのは、至極単純なことだ。しかし、どうしようもなくなることも、あるのだ。わたしはおかしいんじゃないのか、と思うほどに。
わたしは、確かにだらしのない人間だが、『だらしがない』とか、『殻に閉じこもっている』などという簡単なひとことで括られては、ちょっとつらくて言葉が詰まる。言われたわけじゃないんだけどね(苦笑) そう思われるだけでもつらいというか。この言葉を、自分がいちばん重んじているので、疑心暗鬼気味でもあるのだ。

参った。


(0908 6:44 UP)


書いてる人:ミァハ(双星たかはる)
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