日常妄想
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2001年09月17日(月) |
『嬉しい気持ち』のこと。 |
+欲しかった本をいただいた。千と千尋の神隠しのアート本、『THE ART OF Spirited Away』である。何日か前も、買おうとしたが、何となく諦めて、買わずにいたのだった。嬉しすぎる…( ̄▽ ̄) 辞めた会社で知り合ったNさんが、プレゼントしてくださったのだ。
+ことの発端は、わたしの退職であった。入社以来、仲良くしていただいていたNさんが、退職にあたり、ハーブティのセットをくださり(仕事中に、よく飲んでいたのだ)、それがとても嬉しかったので、そのお返しとして、映画のチケット…A.I.と、千と千尋を、贈らせていただいていたのだった。
+即物的だなぁと少々悩みつつも、観に行かれるのではと考えて、楽しんでいただけたらと思い、お渡ししたのだったが、先日、千と千尋を観たと、メールをいただいた。とってもよかった、サントラも買ったよ!と、改めてお礼を言われた。
+で、喜んでいただけてよかったぁ(*^w^*)で終わるはずだったのだが、昨日、Nさんから、今度は電話が。「本を買ったから、これから送るね!!」とおっしゃる。わー!! かえってすみませんー!! Σ(゜△゜;) という展開に…! 本が届いたのが、翌日の、今日のことでした。ずっしり重い。その重みに、喜びを改めて噛み締めたわたしである。
+親切にしていただいたという、まごころに対して、できる限りのものを返そう、としただけなのだが、結果として、結局自分が嬉しい事態になった。 『金品』としての見返りは求めていないが、喜んでほしい、わたしを好きでいてほしい、という、自己満足的な見返りは、どうしても求めてしまうものと思う。図らずも、喜んでもらえたというのがわかる品物によって、それが叶えられてしまったのだ。「あたしも読みたかったから、一緒に買ったんだよ」とのこと。わたしなんか、買おうとしてたんですよ… じーん、ときた。そして、買っていなくてよかったっ!!と思うわたくし(笑)
+もののけ姫のビデオを借していただいたこともあり、Nさんが、千と千尋を観に行くであろうことは予想できたので、だからこそお茶のお礼を映画のチケットにしたのだったが、気持ちが通じたんだなというのを、ハッキリと感じることができて、すごく嬉しかった。千と千尋は、作品としても然りだが、思い出に残る作品になるだろう。
+わたしは人間不信気味で疑い易く、その裏返しで、ひとを信じたい願望が強い。甘え下手で、馴れ合うのも苦手だが、寂しがりで、ひととなかなか相容れないのが苦しい。要するに、人間関係において(友達関係であっても)、色々な意味で、うまく距離を取れないのである。そんなわけで、相手の気持ちがわかるようなできごとは、ほんのちょっとでも、本当に嬉しくなる。ちいさなことでも、とても嬉しくなる。今回のことは、なんと言えばいいのか困るほど嬉しい(笑) ありがとうございます、Nさん(^o^)/
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+わたしは、基本的にはものすごく単純な人間なのだが(すぐ嬉しくなるし、すぐ落ち込むし、すぐ怒る。まぁ、怒りは人前だと抑えちゃうことが多いけど)、よくわからないひとだと言われることが多い。るるー。わかり易い人間なんだけどなー( ̄‐ ̄)
+今日はほかに、調子の悪いメールアドレスについての問い合わせを、ようやくキチンと受けていただけそうなお返事が、プロバイダのサポートからあり、解決はまだだが、とりあえずは、ひと安心というところで、嬉しい。サーバーは異常が無かったと言うのだけど、原因はなんなのだろう…ううむ。
(0918 02:13 UP)
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