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 イギリス旅行・・1

うれしいことに 難聴は耳鳴りもなくなり、
聞こえ方も普通になった。
5月に予約してあったイギリス旅行に 不安もなく
(薬だけはしっかり持って)無事出発することができた。
日頃の行いがよかった というか、治らぬなら 
なおしてみしょう 難聴め の意気込みに負けたのか。
今回ほど 祈るような気持ちで 真面目に薬を飲んだことは
今までなかった。

事前に用意した本は(ちゃんと読んだかどうかは別として)
「イギリスの歴史」河出書房新社 指 昭博著 と
「スコットランド 歴史を歩く」岩波新書 高橋 哲雄著の
2冊。

最初は イギリスが主で スコットランドはグラスゴーと
エディンバラの境の都市だけの予定だったのが、出発直前に
ロンドンの2泊を1泊にして その分ハイランド ネス瑚
インバネスまで 行ってくれることになった。
ネス瑚に行くのが 昔からの夢だったから 
これは嬉しかった。

日程は ロンドン2泊 
ストラトフォード・アポン・エイボン泊
ウインダミア泊
ラナーク泊
フォート・オーガスタス泊
エディンバラ泊
ロンドン泊
の8泊10日。

ドイツで何百年前の建物の保存にショックを受けたが、
イギリスも同じく 古い建物の保存に関しては 
素晴らしい。というか ヨーロッパ中どこでも 
それはいえるのだろう。

今回は ハイランドの自然に 圧倒された。
何百年前のハイランダーが 今そこで羊を追っていても
全く不思議ではない、と思わせる自然。
もっと荒々しい、と想像していたのだが、
道の両側に広がるのは なだらかな緑に覆われた丘で、
羊が何頭も草をはんでいる。
後ろに岩肌を露出した山が重なり、岩の間の
わずかな緑の場所に 羊がすがりつくようにして 
座っていたりする。
時がとまっているようだ。
あの丘にねっころがって 目が覚めたら何百年前だった、
なんてことも 起こりかねないと 思わされてしまう。

ドタバタ騒ぎも わたし達のこと 無いわけがない。
あとで考えると 良い経験だった、これを教訓に等と
きいたふうなことを 言えるのだが・・・。

おいおい 写真と一緒に旅行記をupしていこうと
思っていますので ぜひ 読んでみてください。



2005年07月02日(土)
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