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■ イギリス旅行・・・2
ドタバタ特集
その1・・成田空港にて
さぁ いよいよだ。 飛行機の中より成田空港の方が免税品が安い、と 常々思っていたので、Ch・・の化粧品も買ったし、 酔い止めの薬ものんだし、準備万端、と待合室で 飛行機を待っていた時 おもむろに携帯を出して イギリスにセットしようとしたMr.Kが あっと大声。 「どうしたの?」「この携帯 イギリスはつかえないよ」 実は バンクーバーに行く前に わざわざ 海外でも 使える携帯に(○ン万円も出して)二人して 買い換えたのだった。 今回は ホテルも最初のロンドンの2泊しか決まっていないし B&Bに泊まるにしても 携帯があった方が絶対に安心。 しばし 思案のあと「ちょっと待ってて。すぐ来るから」 と どこやらへ。十分時間があったので 隣りの外人さん一家の 神経衰弱ゲームなど見ていたら、 黒いビニール袋を持って帰ってきた。 「これ借りてきた」と 携帯を見せる。 「外にでられなかったでしょ?」「ウン だから 係りの人に頼んで 行ってもらった」とのこと。
結局 電話は使えたが、充電器がイギリスの差込に 合わなくて 車を借りたあと、サービス・ステーションで シガーライターに差し込む充電器を買って 車中で充電した。
後日談・・帰って空港で返すとき おだやかに文句を言って、 充電器の代金3千なにがしかのうち2000円位 返してもらった。・・スゴイ・・・
その2・・エディンバラ ハーツ・レンタカーにて
車は 日本でいつものようにハーツに頼んで予約した。 ロンドンの街中は 運転するのが不安なので、ヒースロー 空港で借りるように 手配した。 ナビのついたのは ありません、オートマ車は大型になります 値段が少し 高くなります、とのこと。 「1日1万2千円だけど しょうがないか」「そうね」 と どうせ自分が出すんじゃないもんで 気軽に返事してしまった。契約成立。
当日 荷物を引っ張って、地下鉄でホテルから ヒースローまで行き、迎えの車でレンタカーやさんまで。 ロンドンに着いた時は いわゆる「成田エクスプレス」で パディントン駅まで40分くらいだったのが 今回は 値段が高いから と各駅停車の総武線でゆっくりと。
空港から ハーツお迎えの車にのり「この車しかありません」 みたいに 強引に革張りシートのボルボをあてがわれる。 「すごーい。セレブみたいね」などと 田舎モノ丸出しで M何号かのルートに乗るまで 空港のまわりをまわること 3回。永久にまわり続けるのか、と思った頃 やっと抜けて 無事 冒険旅行に出発。
何が ドタバタか・・というと 無事エディンバラの ハーツにたどりついて車を返す段になって Mr.kが 青い顔で「オレ計算間違えてた。1日1万2千円かと思ったら 120ポンドのまちがいだった」・・・え?それって £1=210円以上だから、24000円じゃない? っていうことは 1日2万円以上の車を5日間借りたってこと? 「すごーい セレブみたいじゃなく ホントにセレブ」
でも うれしいことに イギリスもスコットランドも 高速はすべて フリーだった。 これで 日本みたいに高速代がかかったら 破産していたかも。 総走行距離690マイル kmに換算して下さい。 殆ど1日のべ8時間の運転。ケンカも出ようというもの。 でも そのお話は また別の機会に。 (夫婦ケンカの顛末なんて 聞きたくないって? でも 読んでもらいます!)
その3・・インバネスにて
出かける寸前に「ネス瑚まで行こうか?」と 言ってくれたおかげで、かねてから念願のスコットランドの 湖とお城を見られることになって、大喜び。 アークハート城とネス瑚の写真を 思う存分撮り、眺め その雄大さに 圧倒される思いで いつまで見ていても キリがない とエディンバラに 出発。
興奮さめやらぬ車中、インバネスの街中を通り抜け 「これ警察じゃない?ポリスってかいてある」 その先の十字路の信号が変わっていて、縦に細長い 信号が2個並んでいて、左側は赤 右は青になっている。 Mr.Kは 迷わず「A9は左折だ」と 曲がってしまった。 「ん?パトカーだ」後ろから 青灯を点灯させたパトカー。 「Something trable?] 「あんた 赤なのに進んだだろ?」と 素敵な制服の 若いおまわりさん。腰をかがめて 運転席からのぞき込む。 「ウワッ ドアップ!」(写真とりたい!)
Mr.Kは 必死で「アナタの言うことは 正しい。 信号は世界共通で赤はとまらなくちゃいけない。 でも 私たちは旅行者で ここの信号に慣れていない」 「慣れていなくても アカはとまるんだ!」と おまわりさんも 癇癪をおこしそう。 私は なだめるつもりで「左が赤で 右が青だから 左折はいけないんですよ、ネ?」と言ったが 通じたかどうか。ついには テキもあきらめて 「赤ではとまりなさい」と子供にいうようなことを言って 「気をつけて」と 無罪放免してくれた。
「最悪 罰金をはらわされるか、と思った!」とMr.K。 それにしても 彼の言い訳は おかしかった。 あれじゃ おこれないだろうな。
その4・・帰国の日 ヒースロー空港に向かうタクシーで
なにもかも 自分で管理しないと 気が済まないMr.K。 「帰りは9時の飛行機だから、十分時間があるから テームズ川のルクーズに行こう」と 船でグリニッジ 天文台へ。カティ・サークの本物を見たりして シャーロック・ホームズのパブで昼食。 「5時半に車を頼んであるから ゆっくり帰ろう」と ピカデリーサーカス、中華街、ソーホーなどをまわって 足を棒にして ホテルに帰る。 5時半にタクシーで 空港に向かう途中、念のためと 航空券をバッグから取りだして眺めたMr.K. 顔色を変えて「19時45分だった!!?」「ナヌ?」 言葉も出ない。運転手さんに言うと すっ飛ばしてくれて 1時間と少し前に滑り込み。 荷物を引っ張ったり 持ち上げたり「Sorry,sorry..」と 大声で叫びながら 人混みをかき分けてJalのカウンターへ。 ものすごい行列。やっとの思いで税関へ。ここもすごい 行列。「チェックインしてるから大丈夫。置いては いかないから」と変な慰めをいうMr.K。 ヒースロー空港は 狭くてゴチャゴチャしていて 全然良くない。 教訓・・ヒースロー空港へは 早めに(少なくとも3時間前) いきましょう!
買うつもりだったおみやげも買えず、 酔い止めの薬ものめず、難聴の薬も飲めず、 やっとの思いで席に座って、 「終わり良ければ すべて良し」なのになぁ。
ドタバタ編でした。又思い出したら 特集します。
2005年07月05日(火)
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