ことばのかけら
桜子
■
■
■
■
■
■
夢売り
高い高い 雲の上だと思っていた
「あこがれ」が
誰も彼も そうこんな私にでも
本当に手に入ってしまうと信じ込んでいた
・・・僅かな勇気とちょっとしたお金で・・・
甘い言葉が 誘惑が
グレーに落ち込んだ街じゅうをはびこる
張り巡らされた蜘蛛の巣
一握りの「真実味」と 美しく料理された「夢物語」
それでも人は手を伸ばす
輝かしい幸せに少しでも近づきたくて―――
2002年09月24日(火)
≪
≫
初日
最新
目次
HOME
My追加