としょかん日記
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2002年04月21日(日) テレフォン

電話での本の予約も受け付ける
これがなかなか難しい
ではダイジェストでどうぞ

わたし「はい、大日本帝国図書館(仮名)です」
お客「本の予約したいのですけど」
わたし「はい、本のタイトルお願いします」
お客「妖精伝です」
わたし「書いた人わかります?」
お客「はんせんりょうという人です」
わたし「え?ハンセン病?それも本のタイトルですか?」
お客「いえ、人の名前ではんせんりょうです」
わたし「(ハンセン・リョウ・・・。外国人かな?)」
↑当然のごとくスタン・ハンセンを思い浮かべてた

さて、ハンセン・リョウとは何者か?
聞いた本のタイトルで検索かけてみる
でてきたのは・・・

半村良(はんむらりょう)

・・・なるほど
「はんそん・りょう」と言ってたのか
ちなみに『妖精伝』も実は「妖星伝」でした
電話ってむずかしいね

『タイムスリップ森鴎外』鯨統一郎
森鴎外が現代にタイムスリップ
自分を殺そうとしたのはだれか?
そして鴎外が見つけた昭和あたりの作家の謎
鴎外は元の時代に戻れるのか?
いやおもしろかったよ
ストーリーははっきり言っていまいちだけど
鴎外(愛称モリリン)がメールうったり
トミーフェビュラリー(あってる?)着メロにしたり
「このミス」読んだり
要はこういう小ネタがいい
もっと鴎外に詳しいとおもしろいだけど
そこまで知識はありませんでした
人に薦めたいような薦められないような
そういう不思議な本


信々 |MAIL

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