としょかん日記
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本日はお先に感想文でもどうぞ 『最悪』奥田英郎 不況や騒音問題に悩む街工場の社長 上司の突然のセクハラを受ける女性銀行員 「チンピラ」という職業の若い男 それぞれが最悪という坂を転がり落ちていく そして奈落で出会う三人 読んでて辛くなります でもおもろいわ 文章はすらすらと読まされてしまうしね あーなんだか感想書きづらい お薦めですとだけ言っておきますか
さて、上記の本を読んで思ったことですが わたしには嫌いな言葉があります 「がんばればなんでもできる」みたいな常套句 夢も希望もないような書き方するが なんて子供だましな表現だろうと思う
以前サッカーをテレビで見ていたところ 国際試合でたしか日本より格上な相手(スペインだったかな?) 実況のアナウンサーが 「がんばれば奇跡は起こるのです!」みたいこなことを絶叫してた なんだかなーと思う
どれだけがんばっても結果がついてこないことは多々ある だから生きるって辛いのだろうし また、逆に楽しいとも思う がんばることはとても尊いことだけど それに必ず結果を求めるのは好きじゃない がんばれば何でもできるのなら だれも苦労や悩みなんてない ありゃ、なんだか自分の言いたいことから どんどん逸れていっているようなので もうやめます
おっと、最後にフォローでも がんばったところでできないものはできない しかし、がんばることによってなにかは変わるはず うーん、なんだかんだいっても 結構子供だましな表現が好きねー
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