としょかん日記
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本日も本の感想書いてみる。でも前回の読み返してみたけど。はっきり言って感想ではないわな。誰か一人でもこの日記を読んで「あー、この本読んでみっかな」と思ってくれたら嬉しいなと思ったけど、ちょっときつい・・・?
ほんじゃ、恋愛モノ(?)から 『冷静と情熱のあいだ Rosso』江國香織 『冷静と情熱のあいだ Blue』 辻仁成 ミーハー過ぎ?でもいいと思うんよ。昔の約束にすがる男。昔の男は忘れたはずの女。約束が、過去が、運命が二人を揺り動かす。わたしは男(順正くん)にかなり感情移入してしまいました。ダメ男かもしれんけど好きだわ。ところで江國香織と辻仁成っていい関係だったの?どこぞの書評で順正とあおいって作者の名前をもじった名前だって言ってたけど。だから中山美穂は指輪隠してたのか?(←飛躍しすぎ)
『センセイの鞄』川上弘美 読んでほのぼのする本。わたしは読んでいて思わず顔がにやけました。センセイのツキコさんに対する態度が好き。ちょっと小ばかにしてる態度がね。あとピアス盗っちゃう話もいい。センセイ素敵すぎ。なんかいい本ない?っていわれたら真っ先にこの本挙げる。それくらいお気に入りっす。趣向がすこし違うからって収録されなかったエピソードが『パレード』ってタイトルで最近出た。でもこっちはあんまり好きくない。
おこちゃまなんでこんなもんしか紹介できないっす。つぎはあんまりジャンル分けできないんでその他編です。(←適当) 『バトル・ロワイアル』高見広春 問題作なんだろうけど、別に問題にするほどの問題か?そうやって何でも問題視する状況のほうが問題な気がするんですけど。ちなみにわたしはこういう極限に追い詰められる状況の話が好きなんです。『クリムゾンの迷宮』とか『そして粛清の扉を』とかね。いったいその状況なら人間はどうなっちゃうんだろうと考えてしまうので。この本は期待を裏切らず考えされたよ。おもしろかったの一言で十分でしょ。もう一回読みたいんだけどタイミングを計っている最中。
『模倣犯』宮部みゆき さっきからなんだか無難なとこばっかりだけど、やっぱりよく売れたのっておもしろいよ。よく売れてる=くだらないなんてひねくれさんの考え方は損してると思うんだけどな。おもしろいけど、内容がブルーと言うかブラックなんでその辺は辛いかも。他の方の日記では「内容が重そうなんでまだ見れない」ってなこと書いてたのも納得できる。それでいても読んでもらいたい。有馬のじいちゃんと塚田の坊ちゃんに救われると思うんで。厚くても、上下巻でも一気に読んじゃうよ。
『白夜行』東野圭吾 む、実はわたしの読書歴が浅いときに読んだ本なんで、漠然とした感想しかもてなかった本。そういう意味で悔しい。ラストはちょっと悲しい。感想も内容もかきづらい(決して書けない訳ではありません)し、書かないほうがいいはず。帯に「精巧にして緻密」と銘打ってたけどまさに的確な表現。これもそのうち読み返したい。
『邪馬台国はどこですか?』鯨統一郎 日本史好きなら一度はどうぞ。ジャンルは歴史ミステリーらしいです。ブッタ、邪馬台国、勝海舟、本能寺の変などの新説に挑む!みたいな感じ。意外とほんとかも?なんて知識不足のわたしは思いましたよ。邪馬台国の場所なんでまさにそこでいいんじゃないと思った。短編集なんでさらっと読めまっせ。
わはは、また長くなったんでこの辺で。感想書いてたら本読みたくなってきた。最近サッカーを見てるかしてる(ゲーム)ばっかりなんで。目指せディビジョン2!
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