としょかん日記
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2005年11月21日(月) ケンヂ

わたしは古典名作が苦手である。なぜかというと読みにくいし、当時の文化などを理解しないと文学自体も理解できないからである。その時代その時代が名作たらしめていると考えている。同様に外国文学も苦手。
とまあこんだけ言い訳をすれば許してもらえるだろうか。先日出張読み聞かせへ行ったのだが、今回はリクエストが出た。授業で「注文の多い料理店」をやっているので、宮沢賢治の作品で読み聞かせをしてほしいとのこと。恥ずかしながら宮沢賢治なんて教科書作品以外は「銀河鉄道の夜」しか読んだことがない。まあいい機会だからと、宮沢賢治は絵本も多いので読んでみる。
・・・・・・・・・さっぱりワカンネ。これっておもしろい?名作なの?子どもたちにこれを読んで理解してもらえるの?自分の能力を棚に上げて暴言を吐いてみる。だいたいどれもこれも長いんだよ、賢治。今回は中休みを使っての読み聞かせなので20分しかない。なに読んでもオーバーしそう。絵の親しみやすさと登場人物で「猫の事務所」を読もうと思ったが長すぎ。結局絵本らしいという内容で「竜のはなし」を選択。もとは「手紙一」というらしい。あとは有名な「雨ニモ負ケズ」を読んでお茶を濁す(笑)。物語はよくわからなかったけど、今考えると「雨ニモ負ケズ」って名作な気がする。やっぱり賢治すげーや。


信々 |MAIL

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