小学校の高学年ぐらいの時に観て めっちゃ泣いた映画があったんです。
汚れなき悪戯(いたずら)という1955年スペインの作品で、 かなり宗教色の強い映画なのですが 私はこれでも一応敬虔なクリスチャンなので 何となく観た…というのがそもそもの始まり。
ただ、当時はそのショッキングな結末(しかも今調べてみたら ある村の実話?だか伝説だかが元になっているという話も…)に 恐くなった…というのもあったのかもしれませんが、 とにかくそのラストシーンが 私の中ではとても強烈に残る作品だったんですね。
で、十数年の時を経て…
最近TSUT○YAでよくビデヲを借りるようになったんですが、 面白いビデヲはないものかとフラフラ見ていると、 なんと棚に1本、ひっそりと「汚れなき悪戯」があるではないですか!
もぉ、早速カゴにポイですよw
そして、家に帰るや夕飯もそこそこに、 いそいそと画面に向かいました。
そして1時間ちょっと…
またしても滝のように涙が…
なんてゆーか、昔の映画って 素朴だけどこんなに感動出来るんだなぁ…って。 そしてマルセリーノ役の男の子の輝くような演技っぷりに またしても涙・涙・涙。
この映画は確かに宗教色が強い故に、 見る人によって「えぇ〜!?」って思ったりうざったく思うかもしれませんが (まぁ、今もどんな話題の作品でも賛否両論があるくらいですし…) 個人的にはクラシック映画の名作としては外せない逸品だと思っています。
そしてあの物悲しいマルセリーノの歌を思いうかべる度に またしても涙が溢れるわん…(T-T)
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