++ワタシノココロ++
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やすくんと喧嘩をした。 喧嘩・・・というより、 私が何も考えずに言った言葉が 客観的に考えてみてもやっぱりやすくんに対して失礼で、 当然やすくんの気分を損ねてしまった。
沈黙のやすくん。
途中経過はどうであれ、今回私が悪いことは事実。 でも、 電話が唯一のつながりである今、 向こうで黙られてしまうと・・・辛い。
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普段から、私はやすくんに 「とにかく話して」 ってよくいう。 一緒にいるときは、表情や一つ一つの動き、 それに感じる温度、というか雰囲気で その時やすくんがどんなことを感じ、思っているか、 何がそうさせてるのか、って言うのは分かる。
でも、電話だとそうはいかない。 言葉がただ一つの鍵。
それにもう一つ。 これはやすくんとつきあい始めて分かったことだけど、 「生まれ育った環境」というか「生まれ育った地域の違い」 って結構大きい。 地元だと何も説明しなくても分かってもらえることがある。 どこまで突っ込んだ話をしていいかとか、 どんな言葉に傷つけられるかとか。 態度や距離感もそう。 それを、やすくんにはいちいち説明しなければならない。 やすくんにも説明してもらわなきゃ分からない。
やすくんは、機嫌が悪くなると黙り込む。 話の流れでその原因が何か、ということが分かるときもあるが、 分からないときだってある。 怒ってるのか、悲しんでるのか、それとも別の何かなのか。
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「とにかく今日は寝る。おやすみ」 って、一方的に電話を切ろうとするやすくん。 自分が悪いことは分かってる。 でも、きちんとやすくんの言葉で伝えて欲しい。 「私が悪いのは分かってる。 でも、やすくんがどう感じてるのか、 何を怒っているのか、 教えてくれないとわかんないよ」
長い沈黙。
そして。 「冗談でも、ああいう言い方はイヤだ。」
やすくんのご機嫌はまだ斜めのまま。 いつもの「おやすみ」も、「あしたもがんばろうな」もない。
それでも、なんだか やすくんの心の中をまた少し 知ることができたような気がして嬉しい。
・・・へんかな?
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