++ワタシノココロ++
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2001年10月28日(日) |
カミサマ ノ イウ トオリ。 |
(昨日の日記からの続きみたいなもの)
気まずい朝。 昨日の夜、不機嫌なまま電話を切ろうとしたやすくん。 だけど、 「明日の朝8時半に電話して」 というのは、いつも通り。 私はあなたの目覚まし時計かいっ! って言う気持ちは隅に追いやって、 電話をしてみたものの、 やっぱりご機嫌はひん曲がったまま。 いつも通りを装ってはいるけど、 その奥の不機嫌さがチラチラ顔を覗かせてるのがよく分かる。
さみしいなあ・・・
昨日の日記じゃ、「嬉しい」って書いたけど それはある一面という意味で、 ココロの半分以上は「淋しい」って気持ちで占められてる。 しかも今日は、 ぽっかり予定が抜けた休日。 1人でいると私まで滅入ってしまうから どこかへ出かけようと計画。
ふと、5年前大学を卒業したときに 別れたっきりの友人に会いに行こうと考えた。 大親友の一人。 電話をしてみると、 たまたま今日は予定が空いたということだったから、 早速車に乗り込み、約2時間のドライブ。
紅葉のきれいな峠を越え、高速に乗り、 そして諏訪湖畔の彼女の家へ。 顔を見るまでは少し緊張したけれど、 顔を見て、一言「元気?」って言ったとたん、 空気が5年前に戻ったみたいに、 前と同じように話が弾んだ。
彼女の家で食事を頂き、 そして、最近彼女がはまっているという 本についての話や、私の仕事のことや やすくんのこと、今してる喧嘩のことを話した。 彼女は、哲学者とか心理学者みたいな所があって、 話していると、これまでとは違った考え方を発見できたり、 頭の中でぐちゃぐちゃになってたことが 整理できたりする。
「その彼氏は、周りを大切にするばっかりに、 自分の感情を切り捨てたりするところがあったのかも知れないね。 でも、今あんたと知り合って、 今度は自分の心を見つめて欲しいって言われて とまどってるのかも知れない」 「言われてることの意味は分かるんだけど、 それがあまりにもストレートすぎて逆に腹が立つみたいな。 そんな感じなんだと思うよ。 言葉を選んであげなきゃ」
会ったこともないやすくんなのに、 まるで前から知ってるかのような分析。 …当たってる。
その後、せっかく来たんだからということで、 諏訪大社の秋宮というところに連れていってもらう。 (諏訪大社には4つのお宮があるらしい。 秋宮はそのうちの1つ。)
またまたせっかくだから、と、2人でおみくじを引く。 結果はさておき、その中の1つに目がとまった。
「待人 連絡なしに来る」
やすくんは、今日2週間の出張を終えたところ。 確かに明日と明後日はお休み。 前にも「せっかくの休みだけど、疲れをとることにする」 って言ってた。 しかも、今喧嘩してるし。
気になって気になって、神社に結ばずに持って帰ってきた。
友人との別れ際。 「あんたには、きっといいことが起きるよ。 そんな気がする。がんばれ」 なんて言われて、泣きそうになった。
帰り道、もうすぐ家に着くと言うときに やすくんから電話が入る。 まだ少し不機嫌そう。 私も、明るく振る舞うことができなくて 沈黙が続いた。
「明日、2時半だから」
ん?なに?
「明日2時半につくバスで、そっちに行くから 鍵置いていって」
だけど、疲れたから休むって言って…
「とにかく行くから、鍵よろしく」
突然の展開。 なんだか、うれしさよりも驚きの方が大きい今。
神様の言うとおりになりました。
(余談:おかげで、友人の家から帰った深夜から掃除大会です)
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