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2001年11月20日(火) 電話。

目が覚めたら、


やすくんが起きるって言ってた時間より


20分も遅くて、


かかってくるはずの電話は


ベルが鳴った跡すらない。


最初は


もしかして寝坊なの?って思った。


だったら起こしてあげましょう、って


何度も何度も電話するのに、


全部留守電につながる。


あれ?なんで?


最後の手段、


部屋の電話をならす。






… 出ない。





どんなに爆睡してても、


こっちの電話には絶対出るのに。


不安が胸をよぎる。


もう、仕事へいった?


やすくんの会社は電波が届かない。

携帯つながらない。



事故?


病気?


それとも…?


考えても考えても


行き着く先は全部最悪の状況。


昨日の晩の電話の一言一言を思い出し、


それが、最後の言葉には絶対思えなくて


そう考えてしまう自分がいやで


頭の中はパニックで


何度も何度もリダイヤルする。




…出ない。



自分の目で確認するにも


私の部屋からやすくんの所まで


8時間はかかるし、


どうしよう、



そんな気持ちがグルグルし始めて


いてもたってもいられない。






私の電話のベルが鳴る。

やすくんからだ。

「ごめん、今風呂から出たところ。
 何度も電話してくれたんでしょう?


いつもと変わらないやすくんの声に


ホッとするのと同時に


理由不明の涙があふれた。


電話でつながってる私たち。


切れやすく、本当にか細いつながりだけど


だから余計に


大切にしようと思いました。


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