++ワタシノココロ++
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やすくんと私。
生まれ育った場所も、 これまで生きてきた道も 全く違う。
それが、 大きな喧嘩もなく これまで過ごし、
そして、 将来のことを考えている。
不思議と言えば不思議な話。
これはつきあい始めて分かったのだけど、
2人の共通点が、
「食べることが好き」
って言うことだってこと。
そして、この共通点が
もしかして、今こうして一緒にいる 大きな要因のひとつかも、って 今日ある日記作家さんの日記を読みながら、 感じた。 (内容は、全然関係ないものだったんだけどさ)
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大学時代、人並みに彼氏がいたりしたけど 長期の休みになると、全く気にかけず 地元に戻っていた。
社会人になって、自由に使えるお金が増えたときでも 友達と買い物に行くより 家族と出かける方が多かった。
理由は同じ。
「おいしい物が食べられる」
から。
友人より彼氏より、 もっと言えば家族より
食べ物を選んでしまった私。
でも、間違いなくおいしい物が食べられるんだもん。
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知ってか知らずか
つきあい始めた頃、 やすくんの部屋に行くと、 会社の料理を持ってきてくれることがよくあった。
伊勢エビのお味噌汁だとか、 白身魚(名前忘れた)の天ぷらだとか 黒豆、筑前煮、寄せ鍋などなど。
「残り物みたいで悪いんだけど…」
って言いながらだったけど。 時にはそうやって持ってきた食材で パパパッと料理を作ってくれたこともある。
プロだから、当然おいしいものばかりで、 ほとんど残すことなく食べていた私。
知る人ぞ知る、という おいしい焼き肉屋さんにも連れていってもらった。 マスターとも顔見知りだったから、 メニューにもない物も食べさせてもらった。
無意識のうちに、
「やすくんの所に行くと、おいしい物が食べられる」
って摺り込みがされていたのかもしれない。
私の所にやすくんが来たときも、 私が知ってる安くておいしいお店でご飯を食べる。
たま〜にやすくんが作ってくれることがある。
幸いなことに、 やすくんと私の食べ物の嗜好は 本当によく似ている。
同じ物を食べながら、 「おいしいね」と言いあえる幸せ。
叔父に言われた。
「手料理で男を釣るってのはよく聞く話だけど、 お前は釣られた方だな」
そのとおり。
でも、 やすくんも 何でも「おいしい」って 満面の笑みで食べてる私の顔に 釣り上げられたんだゾ。
くくく。
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