++ワタシノココロ++
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とある人のサイトを見ていたら、
「男女間の緊張感」っていうのが話題になっていた。
恋をしている時っていうのは、相手を独り占めしたくてずっとこっちを見てもらいたいもの。 だからこそ、きれいになりたいと努力するし実際美しくなっていく。
恋から愛へ変わると、こんどは相手に安らぎと信頼を求める。 ありのままの自分を受け止めてもらいたい、受け止めたいという関係になる。 そんなようなことが書いてあった。
ふりかえってみると 結婚するまでと今とでは、 微妙に2人の関係が変わってきているように思う。 結婚前を「恋」、結婚後を「愛」の期間とするなら 「恋」「愛」期間ではそれぞれの状況が全く違うっていうのもあるのだろうけど。
離ればなれだったとき、たとえるなら「短距離走」状態だった。 一緒にいられるこの瞬間にすべてをかける、みたいな。 もちろん、思う気持ちはずっと持続しているんだけど、 一緒にいられる間に、自分の思いを全部届けてやすくんの気持ちを全部うけとめたい って思うと、スタートダッシュみたいな(笑) 何というか、瞬発力で勝負!みたいなところがあったように思う。 そんなに化粧っけがある方ではないけど、 会えるその日に向けて、やっぱりいろんな事を気にしてた。 自分のかわいさレベル(照)が、会うときにMAXになるように調整するっていうか(笑)
一緒にいられるようになってしばらくは、 その「短距離走」的な自分の思いの表現方法が抜けなくて とまどった。 思う気持ちには何の変化もないんだけど、 ずっと短距離走状態だと、息切れしちゃう。 かわいさレベルだって、MAXの時もあればMINの時もあるわけで だからって、丁重なときは山にこもるわけにもいかないわけで。 ある時に気づいた。 これからは「長距離走」だって。 ずっと一緒にいるんだから、自分のペースで暮らしてくことも大事。 信頼され、尊敬される関係を保っていくことを 自分磨きの最優先課題にしていかなくちゃ。
私は一つ勘違いをしていた。 長距離走だからこそ、見落としがちなこと。 距離が長いからって、途中の一瞬一瞬はやっぱり精一杯走ってるんだよね。 競技場に入ってきて、最後のトラックを周回してるときに どんなに頑張ってラストスパートかけても ずっと頑張ってきた人には追いつけないってこと。
長距離だからこそ必要な、緊張感。 それを見落としていた。
お風呂から出ようとしたやすくんと、偶然脱衣所にいた私がはち合わせしたときに やすくんが言った一言。
「ききがそこにいたら恥ずかしいよ」
こういうこともそうなのかなって、思った。
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