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■ わー。
週末あたりの朝刊だったと思うのだが 東三のシステム統合が3ヶ月延期とあった。 直接関係ないのだが同じ金融系のシステムに携わっている人間からすると 大変そう、、、などと思ってしまった。
なんでも以前やった他都市銀行のシステム統合障害が頭をよぎった金融庁が 本番レベルでのテストを!求めたことが主要因らしい。 確か今月に入ってから総合テストが終っていたと載っていたので 考えられる残りの工程はリハーサルなどの直前確認程度のところである。 つまりシステム的にダウンしないことが確認できるレベルのテストは 多分済んでいるはずである。 しかし。また確認が足りない!と更に 本番に近い形で確認作業をして下さいねーという訳である。
世界最大とも言われる口座数を持つ銀行のシステム統合である。 データの量は半端ないから処理として難しくなくても、 テストの結果を確認するのってとっても大変な気が、、、ーー;) それに目的をしっかり共有しつつシステム屋さんが 一緒に頑張って長期間作業するのって難しい。
理由その1はシステム統合とはある意味 違う言葉同士から共通言語をつくるような感じなのである。 なので問題意識の認識をあわせるのがとっても大変。 理由その2は利害が一致しないこと。 極端に言えば、今までA銀行のシステムとB銀行のシステム担当する それぞれの部署があったが、 AまたはBをベースにして新しいものを作るとなれば、 (全く新しいCというシステムが作られることは稀) 今までAまたはBのシステムを担当していた部署は仕事がなくなる。 つまりお金にならないので、おのずと真剣さ度合いに温度差が出るのである。
ちょっと人ごとながら、、、合掌な気分だった。
2005年08月05日(金)
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