:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
物憂げなメロディがわたしを夢から呼び覚ませば、 そこは確かに現実世界。 腐乱した言葉の渦も、腐り果てた心も、 確かにここにある。 うずくまり、言葉を失い、背中で泣いた。 何かになりたくて、何にもなれなくて、 行き詰まっては空を見上げた。 頬をくすぐる淡い風。 すりぬける暗闇。 そっと手を叩いて、何かを呼んだ。 淡い口溶けを望んだ、崩れゆく口づけ。 鏡越しに映った、見あたらない君。 すべてを、待ち続け、答えを探した。 用意された答えを蹴飛ばし、道筋を広い集めた。 夕焼け雲がわたしを連れ去れば、月は赤みを増す。 ひどく悲しい空を認めても、 なにも変わらないように。 わかりきっている答えを探して、 わたしは歩む。 うずくまり、背中で泣きながら。
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