:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
ふれあう肌がここにあって わたしを満たして 溢れだして どこにもないとあきらめかけたものを 提示してゆく。 いつもいつも 抱かれながら、 あなたが消える幻視を見ていた しゅるしゅるとわたしの手も わたしの身体も すり抜けて、 居なくなってしまう 幻視を見ていた 机の下にも 戸棚の中にも 便所を見ても あなたが居なくて 迷い子みたいにわたしが泣き出す 幻視を見ていた ふれあう肌がここにあって あなたに絡まる 安心が嘘みたいに 幻視を消し去る しゅるしゅるとわたしの手も わたしの身体も すり抜けて 幻視を消し去る 希望も絶望も何もない ここにあるのは 他人から見れば滑稽に映るであろう 絡まるわたしたち 感じた言葉だけを 感じていたい言葉だけを 選び抜いて 交わし合う、わたしたち そして照り映える、午後の日差しだけ。 滑稽に絡まるわたしたちを 誰か笑ってください 最善の策を講じてください これらの憤りを鎮静してください 午後の日差し、絡めた身体
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