:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年06月13日(金)  空想旅行

喧噪が大きく大きく膨らんで
わたしごとかき消してしまいそうに思う
痛みがわたしを現実に繋ぐ唯一無二の手段であるなら
この痛みが消え去れば
わたしも消え去るのだろうか
 
どこか遠くに泳いでいけるならと
小さな声は約束を果たせないまま
空想旅行を下降する
認めた現実を覆せるならと
小さな光は闇をときはなってから
まるで胎児のように夜を認める
 
声が届かない
この声はもう君に
あの時言えなかった言葉が
脳の中沸き立ち始める
見えなくなる
聞こえなくなる
判らなくなる
否定はやがて肯定を産むなら
熟れた欲望は
どこに放てばよいのだろう
 
カトレアが香気を
リリィが空を
未知の憂鬱が
すべて痛みに換算する
 
痛みが消え去ることはない
痛みにあふれた現実は
老いがわたしを支配するまで
つなぎとめる
泣き出しそうな空が
痛みに溺れた海の声を
ふらせる
良心の呵責、あうんのこきゅう
 
痛みに溺れた現実が
わたしを永久に縛り続ける
果てのない約束を背負って
ここに縛り続ける


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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