:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
惜別の朝 消去することも継続することもままならなかった 君への思いを置き手紙に扉を閉める 一年半の月日が過ぎ今の君は幸せかい? 黒いマフラーを季節はずれのこの時期に 首に巻いてさっそうと歩いて生きる 決別の夜 涙を流すこともせず 溢れ出すマイナスの感情にゼロを加えていた 君に残した最後の手紙は 記憶と共に風化されている 最後にドアを閉めたとき 溢れだした涙の理由は判らなかったけれど 今なら言える 最後のドアで閉め出したはずのものは 僕の後をつけてきていた それらは時にパチンと弾け僕の前に姿を晒す 弾けた後はふわふわと酸素に混じって 消えていき 誰かの酸素と成り得るのだろう 一年半の月日が過ぎ 今の君は幸せかい? 離れてしまった現実までもが 酸素となって吸収されていく時は いつか僕らが空へと返るときなのだろう 最後にドアを閉めたとき 溢れだしたあの涙は 今は渇いてしまったけれど 僕の記憶に生きている あのとき流した涙の意味は きっとずっと判らないけれど それらもいつか空気にとけ込んでしまうから 吸収されていくまでは 住み着いている惜別の朝 * コダマしていた泣き声は 今僕のそばでパチンと音をたてて弾けた― *** 誕生日企画、第二段を決行しようかなと企画中です。 第一段は誕生日という小説を書きましたが。 第二段も小説を書こうかなと思っています。 プロットはできているので… 短編でできればやります。 問題は…まだ直らぬモデムさんにある様子。 …がんばります…(何) 少し涼しくなりましたね。 風邪など召されませんよう… けいなでした。
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