:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
暗がりで煙草に火をつける 肌を貫く冷たい空気と生温い優しさたちがわたしをとりまく あの頃、一つに夢中になり過ぎて ずっと判らなくてうやむやにしてしまったものは こんなにも優しく わたしの肌を包む 暗がりで笑い声に声を足し いつか感じた悲しい空気はいつか感じる暖かい空気になる あの頃、ひとりに夢中になりすぎて ずっと判らないままに諦めてしまっていたものは こんなにも愛しく わたしを受け入れた 拒んだものと受け入れられなかったもののふたつ 受け入れたものと逃せなかったもののふたつ 一体どちらが 大切で愛しい物だったのかということに 気付けなくてうやむやにし続けていたものの実体に 始めて気づいた時 それがまだ修復可能だと始めて知らされた かんじがらめのままの 楔は朽ちて 解き放たれたわたしは 包まれる ずっと判らなくてうやむやにしてしまったものは いまでも優しく わたしを受け入れた
|