:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
何かに捕われて 何かに縛られて そんな風にして生きていく事等 望んでいなかった 狂ったみたいに夜が咲いている わたしの中の熱は生き場を失って泣いている いつか 空高く飛んで全てを飛び越していけるのだと思っていた わたしの背の高さの金網ですら飛び越せないわたしにも そんな未来は 訪れるのだと信じていたのに 願いは弾かれた 渡せなかった手紙と一緒に炎の中で燃え尽きて 小さな声の サヨウナラ の囁きが耳を満たしてた 声は届かない まるでわたし等始めから存在しなかったかのように消え失せて 遠くの空で 拘り続けていたあの存在に連れ去られてた 何かを固い気持で守れるのだと信じていた 幼いわたしは 風に吹かれて飛んだ
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