:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年10月11日(土)  固執

何かに捕われて 何かに縛られて
そんな風にして生きていく事等 望んでいなかった
狂ったみたいに夜が咲いている
わたしの中の熱は生き場を失って泣いている
いつか 空高く飛んで全てを飛び越していけるのだと思っていた
わたしの背の高さの金網ですら飛び越せないわたしにも
そんな未来は 訪れるのだと信じていたのに
 
願いは弾かれた
渡せなかった手紙と一緒に炎の中で燃え尽きて
小さな声の サヨウナラ の囁きが耳を満たしてた
 
声は届かない
まるでわたし等始めから存在しなかったかのように消え失せて
遠くの空で 拘り続けていたあの存在に連れ去られてた
 
何かを固い気持で守れるのだと信じていた
幼いわたしは 風に吹かれて飛んだ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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