:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
砕けても良かった あたしの全てであなたを守って居たかった 離れ始めた時の彼方に用意されていたものは 皮肉な笑みを始終浮かべたまま 答えなんて本当は何処にもないということを 知りながらでも探して居たくて 離れながらまた近寄って 此の距離を保って居れたら良かったのに あたしの全てをあなたに注ぐ それはあなたの負担となった? あたしの目も、耳も、唇も、すべてあなたに捧げて居たかった 離れすぎて近寄れなくなり 此の距離が致命的なものとなり始める あなたのために捧げたものは自己満足にしか為り得なかった事を知った 崩れても良かった あたしの全てがあなたの負担に為る前に 壊れても良かった あたしの何かがあなたを崩してしまう前に 触れなければ良かった 其の手の平にも、其の背中にも
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