:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
固執すべき理由や観念など 何処にもないということと全く同じだというのに 私が何に縛られているのかを考えてばかりいた 対義語を並べて遊んでいた 妄執から逃れるたびに開発したひとりあそびは 涙も出ないくらい残忍な声がした 温度を此の手の平で感じること それが私の全てになりかける事は 泣きたいくらい悲しすぎて笑った 時々感じる孤独や疎外感が嘘八百で 誰も信じる事などなく 泣き顔を晒す 弱い事は何時か私の武器となり何時か何かの強さとなろう 弱さを曝け出す事を強さだとは思わないとしても 誰かの背中に甘えて泣ける夜明けを ゆっくりと立ち上る煙草の煙の中で憶えていよう
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