:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
夜が舞っている 飛び交う言葉 行き交う視線 見紛う時間 あらゆるものに埋もれながら 呼吸を必死に繋ごうとする 朝日が昇る迄 あと何時間? 熱い紅茶 瞬く電灯 空々しい空想 これらの物が待ち受ける朝は 何処へ埋もれているのだろう 決断や断絶 何処に或るのか定かではない様々なものは まがまがしい輝きを放ち あたしに何かを迫るだろう 校庭や彼岸桜 空ばかりを眺めながら気付くと傍で 見紛うようなあたしに放っていた凡ては 何処に帰るのだろう 時が交わっている 交錯する表情 戸惑いの幻影 幻覚の誘惑 何れの日々が正しくとも あたしの呼吸は何かに繋がる 信じるものは 「 」
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