:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
あたしはただ、強い心を知って持ちたかっただけで 弱いものを壊してもいいなんて 思ったわけじゃなかった 爪が割れた 校庭に響いてた笑い声は もう聞こえなくなってしまった 遠いものを捨てたかったんじゃない 近いものにしか感心がなかったわけでもない ただ 広すぎる世界に孤独を感じつづけることを恐れていただけ 願いはやがて風化して あたしを癒す事だろう あたしの為だけに回る世界なら きっとあなたは居ないんだろう 切り捨てて甦らせて 何度でもリセットできるオモチャの世界があるのなら あたしは神さまになって 元・神様を跪かせて笑ってやる 強い風が 吹きつける 移ろいゆく季節は どうしてこんな寂しさを運ぶ? 止まってしまわないのは 止まれないからだろう 時間が 経てば経つほど 忘れられなくなっている いつもの空模様に 心が曇り 窓ガラスの向こう側はもう 今では遠い昔になった
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