:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年05月25日(火)  逃げ水

誰も私を見て居ないから 私は安心して此処に立って居ても良い
通りすぎる人の背中を 目で追いながら
立ち止まる一人は私だけだよ
 
誰かに気付いてほしくて ドアをノックしてた
いつか忘れてしまうなら それでも良いようなそんな気がして
それで全てを決め付けようと 思って居た
…全部嘘
 
並べられたものの中に 真実の背景はない
「真実」という言葉ですら 何処までか真実なのか
誰も 感じた事もなく「真実」といわれれば信じている
足りないのは 何?
疑いを抱く心が付き纏っている
悲しみを抱く回路が消えそうになって まだもがいているけれど
いつか消えてしまう事を私は知っている
 
寂しい人の流れ
私は今日も立ち止まって道往く人を眺めてた
新緑のあおが 右眼に痛くても 誰も立ち止まらない道を
ずっと 見ていた


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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