:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年09月10日(金)  群青萌葱

朝が来た時にあたしがまだ生きて居たら
其れは奇跡に近い事実
逃げ腰のままあたしを見るのはもう止めて
あたしは決して普通じゃないけど
決して狂って等居ないのだから
 
道標が折れ曲がって死んでた
道端の死骸 点と線で出来て居る躯
指先が冷たいのは 此処にもうあなたの温もりが見当たらないから
 
推定午前2時の体温は35、8℃
遺棄したあの子の声が
冷たすぎるメロディになっていく
決して孤独ではないなんて
優しくもない気休めだけの嘘で
あたしをまた惨めにさせるの?
 
白い包帯から滴る血液を思い出しては泣く
大嫌いだったのに愛されたいと望んでしまった
あたしの思考に関連性を持たせる事は
最早不可能に近付いている
 
柔らかな女の肉
いつも忘れたり出来ずに
小さく萎んで枯れた
誰の名前を探して居たのかでさえ
今ではもう定かではなくなってしまった
辻褄合わせにあたしがあなたを抱くことなど
在る筈の無いことだとはもう分かって居るのだから


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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