:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2007年07月23日(月)  薄明の朝焼け

あの日のことを思い出す
つみの扉を開け放った日
いてつく空気の線路沿い
よるは長く深く
にどと戻れない程遠く
 
きり裂いてしまいたい
みずから願ったそれを
のこらずかき消してしまいたい
おなじ時を過ごした僕らは
とおく離れてはならなかったのか
 
おんどが下がり続けて
もう二度と会えなくなる
うそになってしまうだろうか
 
ねがいがかなっても
えがく未来は間違いだろう
 
きづいては巻き戻す
みみを塞いでは泣いた
がんじからめのままに
すごしたあの夏を思う
きらきら輝いて見えたのは
だれの光だったろう
つきあかりに照らされ
たゆまない想いをつむぐ
よが、あけるまで
 
五年前
五年前がなかったら
僕は今泣かなかった
 
さまよって辿り着いたのは
よういな場所
うみの匂いの中に
なにかを見出だそうとしては
らちがあかずに笑う
 
あいたいとねがった
りんかくをなぞるように
がらす窓の向こうの景色に
ときをかさねた
うそが、幾つも束になる
 
 ねえ、もう
 いいよ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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