:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2007年08月06日(月)  再来の季節

望まない、望めない、中途半端な模型
崩れてく、途切れてく、夜に消えて行く
何もない、開かない、四隅に蹲る残滓
 
二つ目の鼓動が刻まれて
くつくつ煮込まれて居る
好奇心は砂の様にさらさらと
猜疑心は雨の様にしとしとと
しつこく続いて居る
 
猥雑な朝に陽が昇るのは
うまく喋られないわたしの代償
あの時からちっとも変わらないわたしは
少しだけまた 臆病に落ちる
 
飾らない、譲れない、生き急いだ命
祟らない、意味がない、誰のせいでもない
わからない、繋がらない、圏外の部屋
 
一つ目の鼓動を忘れそう
ならない事だと言いながら
顕示欲は水の様に匂い立ち
神経質な空気の中で飛んで居る
五月の鳥の様に


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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