:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
うん。たぶんあたしが悪いの 君の声に知らん振りを決め込 んだりしたあたしが悪いの。 だけどね反省なんてする気は なくてだからただ時間が流れ るばかり。狂いたいねって言 っていたあたしはいないの。 あれは嘘だからもういいのな んて言ったら怒る?…怒らな いで。抱いて抱いて壊れやす いのは誰?夜が長すぎて眼が 眩むよ。眩暈が止まらないよ 。止められないよ。止めたく ないのかしら。そうなのかも しれないね。そろそろあの子 が帰って来るから迎え火を焚 いて出迎えなくちゃ。迷わぬ ように火を焚かなくちゃ。何 年の月日が流れても付き纏っ て居ていいよ。強い力で握っ ていいよ。魔法だって通じる ならばどんな言葉も伝わる筈 だと思いたい。痛い想いが重 く痛む。腐る季節に涼風流れ 巻き戻せない日々に火を着け よう。ジッポのオイルが切れ てるままで点火もできないま まだけど。これで土砂降り夜 空なら世界はひどく醜悪にな る。寝息が聞こえる静かな夜 に沈む沈む沈む。 *** 最低で美しいアンバランスなあなたへ。
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