:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
意識の合間に 誰かの話し声 つまらないジョークにケラケラと笑っている なにひとつ忘れはしないよ あの日の君の爪の色が やけに鮮明に思い出せるんだ 吐き気を堪えて家路を急いだ 煩わしい世界中の常識を突き飛ばせば良い 僕のためだなんて建て前で自己防衛 …なんだか一気に醒めてしまう 僕の意識はまるであの高い空みたいで 繋がりを断ち切る鋏が錆びているから 現実逃避もいずれ机上の空論 誰にも言わないと言うなら教えてあげてもいいよ こんな僕の内緒話 君にだけ聞かせてあげよう 水玉の壁紙が剥げかけて汚れた 扉の向こうの一切合切も嘘になる 誰にも言ったことがないんだ 本当のはなしはいつも隠して居るから いっそ君をめちゃくちゃにしたら 汚すことができたなら 妄想の餌食にしよう
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