:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2007年08月17日(金)  君が

君が好きだよ
あたしを後ろから優しく抱いてささやく声
それさえあればもう何も要らない
首筋に唇をつけてそっと眼を閉じる
君の匂い―このまま眠りにつけたらいいのに
 
白黒反転させた世界に降り立つ
罪のない言葉が胸を抉る
爪先に宿る生命は君の温度を伝えていく
君が好きだとささやく僕の口が
君の唇 塞いでみようか
 
寂しさが本物か 愛しさが本望か
悲しみが突き上げて 優しげに滲み出す
 
あたしだけだと言う君が嫌いだよ
君だけだと言うあたしが笑ったよ
その胸に顔を埋め 余計な事を振り払い
ただ 君の事だけ考えていたいよ
 
切なさの真相は 不可視の現実は
この涙込み上げて 目頭が熱くなる


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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