:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
何やかにやと疲れてしまって 眠気のやまない夕暮れ時 「こんな思いはもう沢山だ」 誰にとも無い訴えを抱えて居る 一つ一つなぞり返しても 戻るものなんて一つも無い 空気の冷たさとか 息の白さとか 煙草の匂いとか 今となっては風化して いつしか風葬されそうで 階段を昇った先 静電気と規則的な呼吸音 むせ返る乾いた空気 夢のあとの様に 後味の悪さだけが残り続ける 「さあ、今日は何をしようか」 守れなかった約束に滲む青に 開いてしまった扉をくぐる 疲れた身体と コーヒーと 煙草と 汗の匂い 夕暮れ時の 布団の上で 今日も一日を 終えてしまうよ
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