:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
いつからか、相手の望む言葉ばかりを選ぶようになってた。 味方だとか敵だとかそういう概念が煩わしくて、ただ私に求められた意見に対して、相手の望みそうな答えを返してきた。 八方美人になれる程の器量はなかった。 相手の言って欲しそうな言葉はなんとなくわかった。 ある時嫌気がさして、相手の望みと真逆の答えばかりを返すようにしたら、相手は怒り、私の頬を撃った。 ひりひりする頬をさすりながらもなぜかとても清々しい心持ちになった。 相手がどう思っていたのか知らないが、わたしだって疲れてしまうのだ。 そんな風に気を遣い続けなければならない間柄なら、わたしには必要ない。 ** おなかいたーすー。 ファッキン生理死ぬしね。 ** 救われなくても構わない 支えてくれる人や 愛してくれる人がいるのが そんなに立派なことかしら 可哀相に 無責任が取り柄の声に 振り返る意味なんてなくて 明日の朝には 雨は上がっているでしょうか つながっているのなら それだけで生きていける 譬え 雨が上がらなくたって
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