:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
忘れてしまいたい凡てを引き摺り出してズタズタにされてしまう 涙が出てもそれはきっと寂しさからではないのだろう 傷は思っていたよりもずっと深く わたしの気持ちは抉り出されようとしていた 冬の夜 ちっとも温もらない足先を憎む 弦楽器が聞こえてくる 誰かとつながりたい 狂おしい迄の欲望に目を背けながら 帰ってくる答えを拾うよ あの日のわたしたちを否定なんてしないよ あの温度は本当 あの温もりに本望 行き着かなくても良いよ 忘れた振りなら今直ぐするよ 本当のわたしを見なくていいように 深く不様な求め合いの日々は いつしか箱の中で腐ってしまった
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