:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2009年01月26日(月)  一片の楽園

いつも雪は音もなく降り積もる
わたしの願い事のように 音もなく続いている
自分の本音に気づかないふりをして
明日も同じように笑えるようにとただ 願っている
 
月のない夜 いつもの街灯の下に君はもういない
正しかったり間違っていたりそんなことは今は関係ない
変わっていく身体が 今はひたすらに怖いだけ
 
いつも雨は悲鳴をあげて体を締め付ける
誰かの背中の染みのように世界中にはびこる匂い
いつかの涙は無かったことにして
明日も同じように平凡な日々を祈るだけ
 
空をなくしても 永遠は平等なんかじゃなくて
それが平常だとか異常だとか今のわたしには関係がない
繋がっている細い糸が切れないようにただ優しく繋ぐだけ
 
今日と昨日が違うように
わたしと君が違っていただけ
今日と明日が通じたように
君とわたしが通じていただけ
 
月のない夜 永遠はつまらない悲鳴をあげた
流されたり揺るいだりなんてたいした問題じゃない
変わっていく精神が今は只悲しいだけ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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