:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
光と影とかくれんぼ 朝と夜の混在する時間帯 安らかに 清らかに 離れていく 滲んだ黄色が世界を落としていく 弾んだ勢いで酷く前向きなひた向きさに討たれた 何も差し出すものはないから 身体を調べてもいいよ 気持ち悪くなるくらい あの子の中にわたしが見え隠れ 立ち尽くす地面に根を張って あなたに繋がるよう祈る 光と影の化かし合い 夕闇は夜への入り口なんだろう 緩やかに 優しく 近づいていく 縮れた羽が背中から落ちる前に この手を君に添えることができたら 吐き気がするくらい 私の中の誰かに気を取られ 立ち竦む景色にやっと見えた理由は いつでも同じ様に 輝いている
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