:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
忘れられた場所に 訪れるゆらぎ 頭がふんわりして 優しさと破壊がぐるぐる 著しい体温の低下と 安らかに眠ったような表情が まぶたの裏で再生されている これは夢ですか? これは幻想ですか? 終わればいいから泣き叫ぶ 誰のために泣いているわけでもない 人はただ 自分を優しくするために ストレスに少しずつの耐性をつけるために泣くだけ 知らぬ顔をして疚しいことは隠して仕舞う もう 解らなくても良いことばかりに気づいて 時々 死が今の続きでしかないことに 気づくだけ だけどこうして生きることを延長して 高い延長料金に 頭を抱える 間抜けな毎日が 否応なく降り重なって やり直すことは望まない
|