行ってきました、大阪へ…! 『エリザベート』大阪公演千秋楽〜!!! 梅田コマ劇場より、劇場飛天という名前のがよかったという思いがなきにしもあらずなのですが…まあ、いいです。 阪急インターナショナルの隣というのがいいです。 阪急インターナショナルのケーキも食事も美味しいんですよ。 大阪らしくなく落ちついていて、のんびりとくつろげますしね。(笑) まあ、それはさておき…(^^)
『これぞ、グランドロマン〜♪』…という素晴らしい舞台を堪能してきました。 (*^^*) トート閣下はもちろん、山口祐一郎さん! 『風去り〜』の舞台があったので、彼は29日から3日間だけの出演という…残念な大阪公演でしたが、それだけに!感激も一入でした。 本音を言ってしまえば、あんな『風去り〜』なら、『エリザベート』の方がよかったという…。 (^^;
『エリザベート』を観る度に思います。 私はこういう舞台が観たかったんだって…!(力説) 祐一郎さんも本当に気持ちよさそうにのびのびとお声を出していらして、やっぱり『エリザ…』のが、『歌の祐一郎』の本領を発揮できるのね…なんて思ったり、公演を重ねてカンパニー全体のまとまりがよくなってるわ…とか思ったり、様々な思いが交錯しますが、突き詰めてしまえば、『素敵』な舞台で、『大好き』という感慨に集約されます。
美しいメロディラインに、華やかな衣装、ゴージャスな舞台装置に美声持ちのかっこいい貴公子(笑)と美女…およそ女性が憧れる要素がぎっしりと詰めこまれた贅沢な舞台ですが、多くの人々が惹きつけられるのはそれだけに留まらない、緻密な計算の上に成り立っている出来のよい舞台だからでしょう。 なんて言いながら、最も言いたいことは…
『ちゃんと馬車がある〜!!!!』(感涙)
でしょうか。(^^; …馬鹿まるだしな感がありますが、中日劇場では馬車がなく、構成的に間抜けな舞台であったこと(代替の構成も上手く考えられていたのですが、それでも流れ的に馬車が出てこないとトート閣下がお間抜け…なので)を考えれば、それも致し方ないのでは…と思うのですよ。馬車もなく鞭を揮ってはトート閣下がただのサディストのようではありませんか。<言い訳
それにしても、千秋楽公演というのはいいですね。 長い公演だといつも同じコンディションを保つのは難しかったり、日によって出来、不出来があったりしますが、最後だけは皆が力をあわせて全力投球。 …いや、普段が悪いって言ってるわけでも、手を抜いてると思ってるわけでもないですが、『最後だ!』って力が入る分、素敵な舞台にプラスαのエッセンスがかかりますよね!?(誰に同意を求めてるんだろうか…) それに、千秋楽だとカーテンコールで出演者さん達のご挨拶もあったりして、素敵な舞台の感慨がさらに高まります。 一路さん、阿知波さん、寺泉さん、初風さん、綜馬さん、井上君、高嶋さん、祐一郎さん…と、主要キャストの方のご挨拶だけだったのですが、それぞれのキャラクターを表している楽しいご挨拶でした。 でも、最も嬉しいのは役者さん達それぞれの満面の『笑顔』ですね。 その瞬間…役者さん達の最も美しい笑顔を見れるのです。 計算され尽くした美しい笑顔の演技ではない、役者さん達の極上の素の笑顔を…。 私は舞台もさることながら、この笑顔の為に千秋楽公演へ通うのかもしれません。 初日にはアクシデントがつきものですしね…(笑) そして、追い出しのアナウンスがかかってもやまないアンコール! 皆、なかなか帰ろうとしない熱気はやはり、千秋楽だけのものですからね。 どんなに手が腫上ろうと、筋肉痛になろうと、最高の舞台を見せてくれた出演者とスタッフにありったけの気持ちをこめて拍手したいのです。 他人の迷惑を顧みずにカメラのフラッシュをたくよりも、拍手を贈りたいです。 それが、礼儀だと思いますが…最近はそれを出来ない人が多くていやになりますね。マナーは考えていただきたいものです。
全然『エリザベート』の内容について語ってませんが、最後にひとつだけ… ラスト、トート閣下がエリザベートを黄泉の国へと誘うシーンで、祐一郎さんは白いブーツを履いていませんでした。(前楽はちゃんと履いていたそうです) オペラグラスで見ていた方がいうには、『足が赤くなってた』そうで、ブーツを履けない状態だったのでしょうか…?<心配 エリザベート様も裸足になるので、気にならないんですが、体操服のようなあの衣装素材はもちょっと何とかしてほしいの〜〜〜っ!
博多座では、万全な状態であることを祈っております。(−人−) 私は観には行けないけど…。(;。;)
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