2002年08月04日(日) |
番外『佐々成政 戦国を駆け抜けた男たち』 |
富山まで至るには紆余曲折ありましたが…本当に、これだけで1日分の日記が埋まってしまいそうですので割愛させていただいて…当日の様子についてだけ語りたいと思います。
先ず、チケットの引き換え…チケットの引き換えは10時からなのだけど、大人しく時間通りに行くほど大人ではないので(笑)、9時くらいに県民会館へと赴きました。 しかし…私の前には既に40人ほどのお姉様方が…いらっしゃいました。 一番前の方は…夜行でいらっしゃって6時くらいから待ってみえたそうです。 どう見たって祐一郎さんファンばかりで、待っている途中に携帯がファントムのメロディを奏でたり…同類ばかりだと確信できました。(^−^; その時に、見知らぬおば様に整理券を譲ってくれと言われたのですが… 私だって譲ってもらった身…『余分な整理券はありません!』とぴしゃりと言い放つ。 ちょっとキツかったか…と思って気にしていたのですが、その後、そのおば様は整理券を余分に持っていたらしい方から無事に譲ってもらえてました。 そうこうしているうちに10時が近くなり、いつのまにか人が増えていたので2列に並び直すことに…この時点で、120人ほどが集まってましたから、すごい人気です。 そして、10時からチケットへの引き換えが始まり、出遅れた(笑)と思っていたので、席が後ろの方だったらどうしようと思っていましたが、11列目のセンターブロックの席を確保することができました。 その後はお友達との待ち合わせまでに大分時間がありましたので、ちゃやまちテレザーブに電話したりしてたのですが(『モーツァルト!』大阪公演の優先予約日だった…)、周囲を見ればそんな人ばかりなので、諦めて食事へ行ったりしてました。 そして、その途中で先程、『券を譲ってくれ』と言ってきたおば様が息子らしき男の人に引き換えたチケットを渡している現場を目撃…。 自分の為じゃなくて、息子の為に朝から苦労してたんですか!? そうやって甘やかすと、ロクな男にならないですよ〜と心の中で思いつつ、一旦県民会館から去りました。
さて、お友達とも無事に合流して13時…! トークショーの始まりです。(*^^*) 子供や三味線を持った方が舞台の上で準備をはじめ、祐一郎さんも上手から登場しました。ちょっと高めのスツールに腰掛け、佐々成政の略歴を語り始めます。 淡々とした語りだったのに、『因みに、今年は僕も45歳』などと言って笑いをとってました。 成政、五十三歳で切腹…『さーいさんさいさんさのよいやなー!』と読み上げ、一旦退場し、『さんさい踊り』へと場を譲ります。 久々に見た祐一郎さんは相変わらず、黙っていれば端正でしたが(笑)、グレーのジャケットに、黒シャツ、黒ネクタイ、黒スラックス…というのは季節的にいかがなものでしょうか。これが冬なら文句なく見惚れることができたのに…。
そして、『さんさい踊り』が始まり、ひとしきり観賞した後、大河ドラマでナレーションをやってるアナウンサーの方が出てきて、進めてゆきます。 大河の映像が流れたりしてちょっと嬉しい〜。(^^) 成政の本を書いた作家の先生と研究者の方が登場して、成政は富山人にとって伝説の人だとか…しばしのお勉強タイムなのですが…作家の割には話があまりお上手じゃない先生で、少々退屈。しかし、この先生…大食いの赤坂○子さんに似ていたと思うのは私だけでしょうか。(^−^;;; 32分…祐一郎さんがこそっと登場します。(出がちょっと早かったみたいです) しっとりと成政伝説を朗読。ここでは、埋蔵金伝説についてでした。 この内容を語っちゃうとN○Kからクレームがきそうなので、9/7に放送予定らしいので、そちらをご覧になってください。 そして、最後に『見つけた方は私にご連絡を−−−』と言って締めくくる祐一郎さん。 それを『ユニークな朗読』と評する司会者さんも大変そうです。 39分に天海祐希さんが登場しました。
私の頭の中には見事に祐一郎さんしかなかったので、天海さんもおいでになるとは知らなくて『らっき〜♪』(^^)v…て思ってましたが、隣に座ってる男がごっついカメラを構えて撮りはじめたのが、不愉快でした! しかも、天海さんが前屈みになったりして胸の谷間が強調された時を狙ってシャッターを切ってる!! 非常にいやな感じのこの男…朝から母親に券を手に入れさせ、並ばせていたロクでもないヤローです。
それはさておき、成政感やはる様像について語られた後は成政の辞世の句を朗読。 14時…天海さんはそっと退場され、映像でのお勉強タイムに入ります。 やはり、成政伝説の中でも偉業といえる『さらさら越え』についてです。 この内容を語っちゃうとN○Kからクレームがきそうなので、9/7に放送予定らしいので、そちらをご覧になってください。 その後は『常願太鼓』の演奏を堪能し、佐々氏(浅間山荘の人ですね…笑)のお話。 この方はお話好きなようで…冗長気味だと感じていた空気を一変させてくれました。 40分…祐一郎さん再び!天海さんとご一緒に登場です。 成政を演じる心境などを聞かれたり、佐々成政はとんでもない悪党だと思っていたが、先輩に佐々という方がいてその人に『山口、もう少し勉強してくれ…』と言われた意味が漸くわかったとか、明るい撮影現場の様子だとか、ここだけの話も出てきたり、これからの大河の見どころをちょこっとだけ語ってくれたり、楽しめました。 そして、成政祭を映像で紹介…寸劇も見ることができたのですが、成政様の『撃ち方用意、撃てーっ!…(以下略)…』を生で見ることができました。 センターブロックにいたので、ちょうど撃ち方の的になった気がしなくもないんですが、祐一郎さんなら、う、撃たれてもイイかも…(笑)…人、これを病気といいます。(^。^;;; その後、鉄砲隊の方にインタビューして、成政役の人と熱い抱擁を交わしてました。 だって、司会者が…『握手なり、抱擁なりしていただいても…』って言ったら祐一郎さんが『じゃあ、熱い抱擁を…』といって抱擁に決定してしまったんですもの。 この内容は、きっと放映されないだろうと思って書いちゃいましたが…そういえば、N○Kはホモ好きだった(笑)。 放送されてたら、笑っちゃいますね! そして、ほぼ予定通り…15時05分には全員が登場してご挨拶があり、10分に終ってしまいました。
わざわざ富山まで行った割には、観覧者のマナーが悪くて、大きな音で携帯が鳴るし、何人もの人がカメラを構えて撮っていたり、何度も司会者に注意されてました。私の隣にいたロクでもない男は最後近くまで後ろの席のおば様に注意されるまで止めませんでしたけどね! さらには祐一郎さんの出番が少ないような気もしましたが、いつもの舞台や、ファンクラブイベントとも違っていて、また楽しかったです。 でも、それでも物足りない感はありますけどねー。 やっぱり、祐一郎さんにはミュージカルでお会いしたいです。
ま、そんなこんなで楽しかったけど…『けど』がついてしまうようなトークイベントでした。 これは、ファンなら当然の欲張りでしょう……多分(汗)。
ただ、今後も参加するかって聞かれたなら…『?』ですが、富山のイベントに限るならもう行かないかもしれません。 だって、申し込みの時に自分の名前と母の名前で応募したのですが、『ご応募を1名様1枚に限らせていただき、抽選を行いました』…とのことで、母の名で応募したハガキが送り返されてきたのです。 これって……『家族で参加しちゃダメ!』って言われてるようで非常に気分が悪かったので。いくら組織票まがいの複数応募を避ける為とはいえ、母の名前のなんて1通しか応募してないのに、こういった措置は失礼じゃないでしょうか。 親子でイベントに行きたい人がいるのに、こんなことされたら誰だって気分は悪いでしょう。 だから、今後、こういった狭量なイベントには参加せず、舞台を楽しむだけに留めるかもしれません。
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