2002年12月30日(月) |
『ベスト・ミュージカル』 |
〜4Knights Special Concert in Opera City〜
…やってくれることが一味違います、4Knights!
コンサートって言うから、4Knightsとバンドと特別ゲストの絵麻緒ゆうさんだけのこじんまりしたものだと思っていたら………オケ付でした。 指揮の竹本泰蔵さんと新日本フィルハーモニー交響楽団。
オペラシティのあまり大きいとは思えないコンサートホールのステージがほぼオケで占められ、狭そう(笑)。
しかも、コーラスメンバーもいて、ゴージャスな顔ぶれでした。
シルビア・グラブさん、吉岡小鼓音さん、森奈みはるさん、さけもとあきらさん、広田勇司さん、高野絹也さん、小野妃香里さん…。
開演前に会場で忠のさんを見かけたので、もしかしたら…と入口で貰ったプログラム(開くと裏面はポスター)をチェックしてみると『構成・演出:忠の仁』となっていてほっくほく♪でした。
オープニング『君住む町で』からもう、眼は狭い舞台(笑)に釘付け。 石井さんの歌う『カフェ・ソング』ももうこれが聞き納めなのかと思ったり、岡さんの『星たちよ』に否応なく『レ・ミ…』への期待が高まり、吉野さんの『クロス・ザ・ライン』にまた『big!』が観たくなり…戸井さんの『ヘロデ王の歌』は…ちょっと落ちてた。(^^;;;…いや、四季の下村さんがインパクトあったし…。 曲だけを挙げてゆくなら非常にゴージャス極まりなく。 『世界が終る夜のように』、『You&me』、『オペラ座の怪人』、『All I Ask of you』、『マリア』、『こいつはサーカス』、『I am what I am』、『シーズンズ・オブ・ラブ』、『WHAT YOU OWN』、メドレー〜『アイ・ガット・リズム』〜『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』〜『エニィ・ドリーム・ウィル・ドゥ』〜『ディス・イズ・ザ・モメント』〜『アイ・ガット・リズム』。 『闇が広がる』、『ラック・ビー・ア・レディ』、『ブイ・ドイ』、『サンセット・ブールバード』、『ア・ニュー・ライフ』、『アクエリアス&レット・ザ・サンシャイン・イン』、『民衆の歌』
ミュージカル公演も、もちろん好きだけど、こういう美味しいところばかりを摘めるコンサートももっとやって欲しいと思います。
岡さんと吉岡さんの歌う『オペラ座の怪人』は凄くよくて…鼻血噴きそうなくらい(笑)…自分がファントムフリークだったことを思い出しました。 嗚呼…上演権をあそこが握ってなければなぁ…。(T^T) しかし、それだけにその後の『All I Ask of you』が霞んじゃって…(汗) やっぱり、ラウルよりファントムのが好きなんだよぅ…。 石井さんの歌う『マリア』も甘やかな声を堪能できたけど、やっぱり戸井さんちょい落ち…。 彼にヘロデ王やチェ・ゲバラはちょっと荷が重いような気が…。
『I am what I am』はもちろん岡さん! この人は曲のたびに衣装変え(笑)。このときの衣装はもちろん皆様ご存知のザザ! しかも、タナボタの時のとも違っている…新しい衣装だよ…。(^^; この人の後だと他の人の衣装が至極地味に見えます。 絵麻緒さんとのデュエット『闇が広がる』でも…閣下の衣装は本家に優るとも劣らないぐらい派手だった。(プラチナの鬘はないですけど) 『どっちが宝塚の人だかわからない』…とか言われてましたしねぇ(笑)。
4Knightsの裏話も聞けましたし…楽しかったです。 石井さんがCDの撮りの時に『アクエリアス』の録音を失敗されてもう一度撮り直したとか。 『4K』はそれぞれのイニシャルからとったというお話の時に、岡さんが『ある人に4Kに入れてくれって直接言われた』というお話になり…誰が言ったのかと思いきや…
村井 国男!
………場内大爆笑でした。
それにオペラシティはバブリー期の計画だけあって、ゆったりと通路もとられ、随所にお金がかかってるし、技術も高くて…音が凄くいい! 天井が高くて凄く綺麗に音が響くように設計されてるので、戸井さんがマイクナシで声を出してみても、きっちり響いてました。 今度は一曲くらい…マイクナシでの歌を聞いてみたいものです。
それから、照明を全部落とした時に上からうっすらと光が入るのも幻想的でよかったです。
後は…吉野さんってあまりシカネーダーと変わらないですね(笑)。 あそこまでお調子者ではないけれど。
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