腐る・・・かもねカモネそうかもね

暇。
暇。
暇。
あー腐るわ・・・。
 腐ると言えば夏になると思うことがあるんだわ。
夏の猛暑が続く頃、食べ物を冷蔵庫にうっかり入れ忘れたりして仕事に出てしまったら大変だ!
彼らは一日にして無惨にも人様の食物(しょくもつ)としての役割を放棄する。
異臭を放ち姿を毒々しく変化させ我々を恐怖に陥れ、そして静かに低く語りかける。
「さあ、これでも俺たちを喰えるか?」
まるで昨日までは優しく穏やかだった人が、ひどい裏切りに会いもう誰も信じないといわんがごときに心を閉ざし極悪三昧に人を恐喝する。
そんな背景すらうっすら浮かんできそうである。
「ちがうの!そんなつもりじゃなかったの!」
とか言っても後の祭り。ただ涙に暮れる。
人様惨敗
このような経験を何度も繰り返した後、いろんなモノに対して「暑いと腐るぞ」という恐怖が定着してしまった。
そう。
いろんなモノ・・・。
生もの以外。決して腐ったりはしないであろうモノにまで、その恐怖はつきまとう。
会社の窓際に置いてあった持ち運び金庫。
日差しいっぱい浴びてあっつーくなっていた。
「腐っちゃうやんか!」とびくびくしていた。
わかってる。
腐ることは無いと言うことはわかってる。
だが染みついた恐怖心はなかなか拭いきれるものではないのだ。
猛暑は私に腐敗の恐怖を思い出させる。
恐ろしいシーズン。
その名は「」。
2001年08月24日(金)

Solfeggio〜レッスンで感じたことを。 / ちるるん。

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