エマ 3-4

先日来、気になって仕方がなかった『エマ』の3巻と4巻を購入してしまった。
「節約中」とかのたまっておきながら、立ち寄った本屋で見つけちゃってさぁ。
図書館で1巻2巻読んだけど、3巻4巻が貸し出し中でおまけに予約も1件入っていたため、借りて読むことを諦めた。
だから買った。
そして読んだ。
で、さっき読み終わった。

ダメ。
切なすぎ(泣)
物語はずーっと低いトーンで淡々と進んでいくから、ちょっとでも盛り上がる場面だと増幅されて切なさ倍増。
図書館で立ち読みしてきたときより激しく切なくて、今回はマジに泣いてしまった(^^;
3/31に5巻が発売になるみたいだが、ああ!!!
エマとウィリアムの行く末はどうなるのだ!
ウィリアムったら別の人と婚約までしっちゃったのに。
産業革命時代のイギリスでも今でも、階級が違うとかなり難しいでしょ。
エマなんてメイドだし。

はた、と気づいたが、偶然にも『レディー・ヴィクトリアン』と時代は同じ頃みたいだ。
19世紀末ごろ、ジャポニズムが上流階級で話題になっていたりとか、かぶっているシーンもある。
『エマ』では、メイドのエマと、上流社会では有名な財産家だが爵位がない成り上がり名家の跡取り息子・ウィリアムとの身分違いの恋。今のところ切なく辛い人生を送っている。エマは幼少期も悲惨なものだった。
かたや『レディー・ヴィクトリアン』での主人公、ガヴァネス(家庭教師)のベルは、身分なんてぶっ飛ばして侯爵家の長男に求婚されたり、侯爵令嬢とお友達だったり、身分の釣り合った素晴らしく素敵で紳士な殿方にまで求婚されているという、幸せいっぱいな人生を送っている。
同じ時代なのにこんなに落差があると、また『エマ』の方が可哀想に見えてきて、あ、涙が・・・・ホロホロ。
2005年03月01日(火)

Solfeggio〜レッスンで感じたことを。 / ちるるん。

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